リハビリって何なのでしょう?
語源としてはラテン語でre(再び)habilis(適した)からきています。
本来あるべき状態へ回復させるという意味です。
なぜリハビリが必要なのでしょうか?
それは本来あるべき状態へ回復していないから必要なのです。
回復できない原因も様々です。脳卒中の後遺症、筋ジストロフィー、圧迫骨折、変形性の関節症、膠原病など。
こういった根本治癒が完全に難しい症例でも、残されている機能を高めることで、生活レベルを改善することは可能です。
リハビリを行うことで、症状が改善されるかもしれません
麻痺がありわずかしか動かせない、動かない。その根底には脳-神経-筋肉への伝達に問題があるのですが、その期間が長くなると、筋肉や関節が固まってしまい、更に動かしにくくなってしまいます。
そのことで他の筋肉に頼り、無理をかけて痛みが出てくる。このように二次的、三次的な問題が出てきます。
更に痛みがあるから動かせないことで、別の筋肉や関節が固まってきてしまい、更に痛みや動きにくさにつながるといった四次的、五次的な問題へどんどん広がって今の状態になっているのです。
このような状態で、いざ頑張って体を動かそうとしても、硬さや痛みが勝り動かせません。
まずは動かしやすくなるよう整えてなければなりません。
生活レベルが下がっているなと感じる方は当院へご相談下さい
生活レベルを引き下げているのは実はこのような枝葉の原因の影響もあるので、まずこういった解決していきやすいものから対処していきます。
具体的にはマッサージやストレッチ、はりやお灸といった様々な方法を患者さんの状態に合わせて取り入れ、これらの筋肉や関節の硬さ、痛みを取り除きます。
そして神経と筋肉への伝達の効率よくなるような運動を行っていきます。
また自分で普段からできるストレッチや運動もお伝えしていきます。
そうすることでより自分で維持していける要素が増え、効果も持続できるのです。
何もせずにいるとやはり悪化するペースが早いです。リハビリをはじめるのはなるべく早いほうが良いですので、まずは当院にご相談ください。